コラム８（初めての士業交流会の参加）

最近、公私にわたり刺激がありません。

いつも同じ仲間との似たような話題に閉塞感を感じていますので、

新たな刺激を求めている自分がいることも事実です。

そこで、何かのコラムで読んだ異業種交流会の話が気になりました。

内容としては、

・仕事を欲しい人だけが来るので行くだけムダ

・マルチ商法やネットワークビジネス、保険などの勧誘がヒドイ

・名刺交換で終わるだけ

・交流会開催業者がもうかるだけ

・人脈なんて築けない

など、

批判のコメントが、良いという意見より多かった事に興味が湧きました。

私のような、いい歳のオッサンが果たして参加していいのか？

と悩みましたが、

最近、人間関係が縮むことはあっても、

新たな広がりがないことに少し危機感をもっていましたので、

年と共にメンドクサイと思う老化現象と戦うためにも、

勇気を出して参加してみました。

当日申し込みでもいいという気楽さから、いざ行ってみました。

当日は雨だったために、参加者は１０名位と少人数でした。

時間は、２時間強でした。

でも、比較的ゆっくりお話ができました。

そして、多くは若い方でしたが、

しっかりした考え方をもっており、世代が違う方の

お話しを聞くことは、時代の流れを知る意味でも、

とても興味深いものがありました。

ところで、今回気づかされたことが少なくとも２つあります。

１つは、

交流会用に少しカジュアルな名刺がいいらしいと知って、

趣味などを記載して、その代わりに｢認定｣を削除したのですが、

多くの質問があったのは、趣味よりも｢認定司法書士｣ではないのですか？

と言われたことです。

｢安心して下さい、認定もってますよ｣と言う具合に話しましたが、

他の業界の方でも、認定の有無に興味があるのかな？というのは、

私が気付いていなかったことの１つです。

２つめは、

私は、

弁護士と司法書士の職域なんて世間はあまり興味がないと考えていました。

しかし、他の業界の方にとっても、

弁護士と司法書士の職域の解釈を判断する、

平成２８年６月２７日最高裁判決の関心が意外と高いことも、

少し驚きました。

⇒ このことは、コラム９で詳しい考え方を書きました。（下の参考になるページから）

この他にも細かい点で、他人の見方を知ることがありました。

もともと、固定観念を持つことがリスクと考えていますので、

初めての士業交流会は、私にとっては、

外の貴重な意見を聞くことと気づくことの大切さを、

再確認したものとなりました。

これから、どうなるかわかりませんが、

また、機会と時間があれば交流会に参加してみようと思います。

これをお読みの方も、もしかしたら私とばったりお会いできるかもしれません。

その時を楽しみにしています。

よろしくお願いいたします。

なお、このコラムを読んで私自身や司法書士との業務協力などに興味があった方は、

お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。

東京都墨田区両国駅前の司法書士長田法務事務所